2001年ゴジラとハム太郎が同時上映されるようになったときの苦悩
どうもおかだ(@OkappeOmb)です。
いきなり脈絡もない記事を書きます。
昨日YouTubeを見ていたら久しぶりに懐かしい曲を見つけました。
YouTubeを見始めた大学入りたてのころ(もう10年前か)は色々と「おぁー!懐かしい!」と思う動画に出会うことができました。
しかし最近は懐かしいと思える動画を見切ってしまったのか、以前に比べて懐かしいと思える回数が減りました。
そんな中見つけたのが、
ミニハムずの愛の唄
って曲の動画です。
皆さんご存知あのミニモニ。がミニハムず名義で発売した1枚目のシングルです。
この曲好きなんですけど、今日する話はミニモニ。についてでは無くて、映画の話です。
この曲、『劇場版 とっとこハム太郎 ハムハムランド大冒険』って映画のエンディングテーマになってます。
ハム太郎も皆さんもちろんご存知だと思います。
とっとこ――――走るよハム太郎!!!!
滑車を回すよハム太郎!!!!!!
大好きなのはヒマワリと金ーーーーーーーー!!!!!!!
はい。
当時小6の俺「ハム太郎はガキが見るものだ」
中二病の入り口は、こういうところからですかね。
お母さん、お子さんがハム太郎拒否りだしたらそれは成長の証です。
今思うと、小学校六年生って十分ガキなので、ハム太郎見ても何の問題もない(てか今でも見たい)んですけど、当時は、
高学年の俺はそんなダサいもん見ねぇよ
という思考でした。
もちろん一人の時はテレビで見ていました
そんなとき!
ゴジラ!! 同時上映ハム太郎!!????
ですよ。
ゴジラは好きで毎年映画を観ていた
一方ゴジラは大好きで毎年映画を観に行くのが楽しみでした。
一応平成生まれなので、平成ゴジラ(ゴジラVSビオランテから始めるシリーズ)世代ですね。
物心ついたころから新作が上映されると、父親と一緒に観に行ったり、正月にいとこと一緒に観に行ったりするのが楽しみでした。
ゴジラって日本映画史に残る名作ですよね。ただの子ども向けの怪獣映画で片付けられない作品です。
正直当時は子ども過ぎて、「怪獣がドンパチ戦っているのを見るのが楽しい」ってのが一番でしたが、大人がゴジラを楽しんでいるのを見て何となく「あっゴジラってただのガキ向け映画じゃないんだな」ってのを察していました。
だから
イケイケな面白い映画なんだぜ
という思考でした。
好きで昭和の作品とかもビデオ借りて見ていたのが懐かしい
まさかのゴジラとハム太郎同時上映
そんな年ごろになんとなんとゴジラ&ハム太郎同時上映・・・
一つの上映枠の中で何故だかこの2本がセットで上映されるという謎仕様が始まったわけです。
つまりゴジラを見るためにはハム太郎も観る必要があり、映画を見るためにはそれこそ小学校低学年女子のあふれる列に並ばないといけません。
ハム太郎=ダサい
認定をしている当時の自分にとっては地獄です。
ち、ち、ち、ちげーーーーーし!!!
俺ハム太郎じゃなくてゴジラ見たくて並んどるんだし!!!
状態です。
けど、「僕はハム太郎じゃなくてゴジラが見たいんです」というのを周囲にアピールするための策がありません。
5つ下のいとこをおとりに使う
僕には仲良しのいとこが数人いるんですが、一人5つ下のやつがいます。当時そいつは小学1年生とかですね。
そいつもついに来年就職ですよ。時の流れは早い・・・
いやぁ~本当に○○はガキなんだけん!
お前がハム太郎見たいって言うけんついて来てやっとるんだけんな!!
と大きめの声で声を出し、「自分がハム太郎を見たいわけでは無い」アピールを続けました。
今思うと小6の子供がハム太郎見るなんか、大学生がAV見るくらい普通でしかないことですわ。
まぁこれが中二病の入り口なんでしょうな。
まとめ(ゴジラハム太郎同時上映は謎)
ということで、当時中二病の入口にいた僕がハム太郎と戦ったお話でした。
けどこれ当時の自分くらいの年の子どもはもちろん、普通にゴジラファンの大人とかも困ったんじゃないですかね。
当時、小学校低学年の女子に紛れて映画鑑賞したいい年したゴジラオタクもたくさんいたのかと思うと興味深い。
ちなみにこの時映画を見た人には、ゴジラの着ぐるみを来たハム太郎のフィギュア(ゴジハムくん)が配られました。
その可愛すぎる姿が気に入り、僕はそれからずっとゴジハムくんを勉強机に飾り続けました。
もちろんですが。