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【防御率リーグ最下位で優勝】2001年近鉄と2018年西武の比較

【防御率リーグ最下位で優勝】2001年近鉄と2018年西武の比較

 

どうもおかだ(@OkappeOmb)です。

 

昨日パリーグのクライマックスシリーズが終了し、首位の埼玉西武ライオンズが敗退、2位のソフトバンクホークスが日本シリーズへ進みました。

個人的には首位同士の日本シリーズが見たかったので、西武に勝ってほしかった・・・

 

今年の西武みたいな打ち勝つチームって好きなんですよね。見ていて面白いから。

今年の西武ってチーム防御率リーグ最下位ですからね。それで優勝ってロマンあります。

 

さて、こんなチームが2001年にもありました。当時の大阪近鉄バファローですね。

松坂を打ち砕くノリさんのサヨナラホームラン、そして伝説の北川代打逆転サヨナラ満塁優勝お釣りなしホームラン「ちゃんと踏めよ~!!!」の名実況。

なかなかこんな記憶に残るチームはありません。

 

ということで、今年の西武と2001年の近鉄を比較してみましょう。

 

比較していきますが、より打高投低のチームの方が勝ちという俺的ルールでやっていきます。

つまり、防御率は悪いほうが偉い、打率は高いほうが偉い、ということです。

 

【2001年近鉄⇔2018年西武】投手陣の比較

まずチーム防御率

2001近鉄 4.98
2018西武 4.24

近鉄やばいw

 

まぁ2001年は比較的打高投低の年で、他にも4球団が4点台を記録しております。

と言っても、4.98ってほぼ5点台やん。

チーム的には圧倒的近鉄勝利なんですね。

 

各投手別に比較してみよう

まず主な先発投手陣

2001年 大阪近鉄バファローズ

選手名 勝利数 敗戦数 防御率 登板数(先発)
前川勝彦 12勝 9敗 5.89 24
門倉健 8勝 5敗 6.49 21
高村祐 5勝 9敗  4.92 21
バーグマン 10勝 4敗  4.18 18
山村宏樹 7勝 6敗 5.83 16
パウエル 4勝 5敗 4.95 14
赤堀元之 1勝 3敗 5.36 8
岩隈久志 4勝 2敗 4.53 8
エルビラ 1勝 1敗 5.47 6

 

※太字は規定投球回到達

2018年 埼玉西武ライオンズ

選手名 勝利数 敗戦数 防御率 登板数(先発)
多和田 真三郎 16勝 5敗 3.81 26
菊池 雄星 14勝 4敗 3.08 23
榎田 大樹 11勝 4敗 3.32 22
十亀 剣 5勝 8敗 4.42 20
今井 達也 5勝 5敗 4.81 14
ウルフ 4勝 4敗 4.77 13
カスティーヨ 7勝 4敗 4.48 12
髙橋 光成 2勝 1敗 4.50 3
高木 勇人 1勝 2敗 8.69 3
郭 俊麟 1勝 0敗 6.32 3

 

やっぱ近鉄ヤバいw
規定投球回に達したのが前川だけですからね。その前川もなかなかパンチある成績ですし。


個人的に前川,門倉,高村の「近鉄感」といい、未来のメジャーリーガー岩隈の存在といい何となく魅力的なメンバーに見えてしまう。
あとパウエルのカーブはパワプロでめっちゃ曲がった記憶ある。

 

 

西武の方は、多和田,菊池,榎田の3本がしっかりしているので、思ったより悪くは見えない。
阪神から榎田取っておいて本当よかった。

今井が岩隈みたいになったらいいっすな。

 

ということで、先発部門は文句なしで近鉄勝利ですね。

 

続いて主な中継ぎ・抑え

2001年 大阪近鉄バファローズ

選手名 勝利数 敗戦数 防御率 ホールド セーブ 登板数
(中継ぎ)
岡本晃 4勝 4敗 2.73 16 8 61
関口伊織 0勝 1敗 4.33 9 0 58
大塚晶文 2勝 5敗 4.02 2 26 48
柴田佳主也 0勝 0敗 4.35 6 1 42
湯舟敏郎 1勝 0敗 5.35 3 0 37
香田勲男 2勝 3敗 3.97 4 1 36
盛田幸妃 2勝 0敗 7.06 6 0 34
愛敬尚史 2勝 0敗 1.67 4 0 30
石毛博史 3勝 1敗 5.04 1 2 25
三澤興一 7勝 0敗 4.01 4 0 21

 

2018年 埼玉西武ライオンズ

選手名 勝利数 敗戦数 防御率 ホールド セーブ 登板数
(中継ぎ)
平井 克典 3勝 1敗 3.40 21 0 64
野田 昇吾 1勝 1敗 3.51 19 1 58
ヒース 4勝 1敗 2.50 9 13 42
増田 達至 2勝 4敗 5.17 2 14 41
武隈 祥太 1勝 2敗 6.37 9 0 35
松本 直晃 0勝 0敗 4.77 1 0 24
小石 博孝 1勝 0敗 4.10 0 0 22
マーティン 2勝 1敗 2.08 10 1 22
カスティーヨ 7勝 4敗 4.48 1 3 8

近鉄はやはり全体的に思わしくないのですが、最多61登板の岡本晃投手の防御率「2.73」が光りますね。なんか感覚がバグって4点台前半でも好成績に見えてきているので、その中での2点台はヤバい。
いてまえ打線いてまえ打線言われますが、影のMVPですね。

そしてWBCでの活躍、パワプロでのVスライダーキレキレイメージの強い守護神大塚投手、防御率は「4.02」で思ったよりも安定していないんですね。
前後の年の成績を見ても、この年だけ調子悪かったみたい。大塚投手が例年通り活躍できれば、もっと安定した強さだったのかも。

そしてどうしても触れておきたい「前略・三沢興一です」投手の謎の勝ち運。

総合的に見て、先発陣ほどの絶望感は無いです。(←本当にないのか?)

 

 

西武の方は全体的に「まぁまぁ」な感じ。ヒース&マーティンの両外国人投手に助けられています。

ヒースってカープ時代からそんなに悪いイメージは無かったですからね。
けどこんなに救世主になっていたとは知らなかった・・・

ヒースもマーティンもシーズン途中の入団ということを考えると、この補強はまじ効果的だったんですね。

増田投手が守護神の座を守り切れなかったのが誤算か。

 

うーん、中継ぎ・抑え部門も近鉄勝利ですな。

 

個人的に近鉄盛田投手、西武武隈投手の成績類似感が好き。

 

投手部門まとめ近鉄の破壊力はヤバい

西武は思ったより悪くない

 

【2001年近鉄⇔2018年西武】野手陣の比較

両チーム野手の力で優勝したわけですので、投手よりこっちのイメージが強いですね。

まずチーム別に比較

2001年近鉄(140試合)

打率   .280

本塁打   211

得点    770(1試合平均5.5)

盗塁   35

 

2018年西武(143試合)

打率   .273

本塁打   196

得点    792(1試合平均5.54)

盗塁    132

まずびっくりしたのが、若干西武が上ですが、両チームの1試合平均得点がほぼ「5.5」で同じということ。
※最初2018年を間違って144試合で計算してたら全く一緒になって焦った

 

打率と本塁打数を比較すると、西武の方が細かくつないだ得点が多い印象を受けます。

その証拠でしょうか?圧倒的盗塁数の差w
ちなみに西武はリーグトップの盗塁数、近鉄は断トツの最下位です。

確かに近鉄はつなぐ以上に、各々選手の個人的破壊力なイメージありますね。

 

各野手別に比較してみよう

2001年 大阪近鉄バファローズ

打順 選手名 打率 本塁打 打点 盗塁 OPS 試合数
1 大村直之 .271 16 53 5 .735 136
2 水口栄二 .290 3 30 1 .721 110
3 ローズ .327 55 131 9 1.083 140
4 中村紀洋 .320 46 132 3 1.064 140
5 礒部公一 .320 17 95 7 .890 140
6 吉岡雄二 .265 26 85 2 .847 127
7 川口憲史 .316 21 72 0 .979 124
8 ギルバート .267 6 24 3 .763 76
9 的山哲也 .177 5 25 1 .517 101
北川博敏 .270 6 35 2 .795 81
前田忠節 .182 1 8 0 .495 113
鷹野史寿 .306 6 20 0 .950 68
益田大介 .340 2 10 1 .915 55
古久保健二 .140 0 8 0 .383 53
阿部真宏 .194 0 11 1 .466 44

※太字は規定打席到達

2018年 埼玉西武ライオンズ

打順 選手名 打率 本塁打 打点 盗塁 OPS 試合数
1 秋山翔吾 .323 24 82 15 .937 143
2 源田壮亮 .278 4 57 34 .707 143
3 浅村栄斗 .310 32 127 4 .910 143
4 山川穂高 .281 47 124 0 .985 143
5 森 友哉 .275 16 80 7 .823 136
6 外崎修汰 .287 18 67 25 .830 119
7 中村 剛也 .265 28 74 1 .876 97
8 栗山 巧 .256 8 52 1 .766 114
9 金子 侑司 .223 1 34 32 .577 111
メヒア .212 9 21 0 .655 82
木村 文紀 .260 3 12 7 .744 75
斉藤 彰吾 .241 1 8 4 .663 59
岡田 雅利 .272 3 7 0 .729 52
炭谷 銀仁朗 .248 0 9 0 .575 47
松井 稼頭央 .154 0 2 1 .375 30

数字を見てみても、山川・浅村の打棒、源田・外崎の足、秋山の安定感。
素晴らしくバランスがいいですね。そりゃ得点あんなに取れるわ。

 

けどやっぱ、近鉄のクリーンナップの破壊力が際立ちまくってます。

なんか成績見ているだけで気持ちいですよね。
自分はスタメン全員の応援歌が全部歌えるくらいこの打線が好きですw

 

そしてお互い、1~6番打者が規定打席に達しています。
やっぱ打順を固定できるチームは強いのか。

 

野手部門はお互いにいいところがあって甲乙つけがたいですな。
3、4番コンビ「浅村&山川」と「ローズ&ノリ」の見た目の威圧感を考慮して近鉄勝利としよう。

 

野手部門まとめ近鉄の破壊力はヤバい

西武は足も使えてバランスがいい

大村よりローズの方が盗塁多くてワロタ。
パワプロだと走力Cくらいあった気がする。

 

結果(2001年近鉄VS2018年西武)

ということで打高投低対決、勝者は・・・

2001年大阪近鉄バファローズ!!

 

若干僕の偏見と思い出補正が入っていますが、数字的に見ても異論無いですよね?

一回でいいから、この2チームのノーガードの戦いが見てみたい・・・!!

 

またこんな打高投低チームが出てくるのを楽しみにしています。

 

にしても西武を日本シリーズで見たかった・・・

 

去年のカープに続いて今年の西武・・・
クライマックスシリーズの開催意義ってどうなんかなーって毎年思います。
まぁ面白いからいいんですけど。

デグー

未だに北川サヨナラホームランをテレビで見て興奮した記憶が残っている。(当時小学生)

あの時のプロ野球って面白かったなぁ。

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